講習会

【終了しました】令和4年度「アワード工法」技術講習会のご案内

 

主催:一般社団法人 気泡工法研究会

後援:公益社団法人 地盤工学会関東支部

後援:一般社団法人 建設コンサルタンツ協会関東支部

拝啓  時下、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

平素は気泡工法研究会の活動に対しご支援、ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

当研究会は、地中連続壁や地盤改良杭あるいは場所打ち杭の施工において、気泡や高吸水性ポリマーを掘削注入材あるいは掘削安定液として使用することにより、排出汚泥の削減など環境負荷の大幅な低減、壁体の品質向上、工費の低減さらに施工困難な地層への適用の拡大等をもたらす工法(総称:アワード工法)の開発と普及を目指して研究開発を実施してきました。

普及活動の一環として、今年度は(公社)地盤工学会関東支部および(一社)建設コンサルタンツ協会関東支部の後援をうけ、アワード工法の技術講習会を12月1日(木)に実施いたします。この講習会では各工法の原理の説明だけでなく、現場での実施例に基づいた設計、施工等にも有益な実践的な説明を予定しております。

さらに、特別講演として「格子状セメント改良地盤による液状化対策」と題しまして、芝浦工業大学工学部土木工学科教授 並河 努様の講演がありますのでご期待ください。

ご多忙中のことと存じますが、本講習会にぜひご参加くださるようお願いいたします。本会の内容は、必ずや皆様方のお役に立つものと思っております。

敬具

―記―

令和4年度「アワード工法」技術講習会

主催:一般社団法人 気泡工法研究会

後援:公益社団法人 地盤工学会関東支部

後援:一般社団法人 建設コンサルタンツ協会関東支部

1.日  時:2022年12月1日(木)13:30~17:00 受付開始13:00

2.会  場:日本青年館ホテル カンファレンスルームイエロー(8階)

3.定  員:会場50名+オンライン200名(先着順)

4.申込方法:インターネット https://forms.gle/e8oEgS9BkafmvbuX8 でお申込みください。

後日、「技術講習会参加の手引き」をメールでお送りします。

ご記入いただいた個人情報については、管理者を決めて適切に管理し、当研究会の技術講習会等のご案内のみに使用し、第三者に提供することはございません。

5.申込締切:2022年11月18日(金) *定員になり次第締切させて頂きます。

6.参 加 費:無料

7.C P D:【G-CPD】3.0ポイントを予定(申請中)

8.会  場:日本青年館ホテル(https://nippon-seinenkan.or.jp/

〒160-0013 東京都 新宿区霞ケ丘町4-1   TEL:03-3401-0101

<最寄り駅>

東京メトロ銀座線 外苑前駅(3番出口 徒歩5分)

都営大江戸線 国立競技場駅(A2番出口 徒歩10分)

中央線・総武線(各停)千駄ヶ谷駅(南へ徒歩2分)

中央線・総武線(各停)信濃町駅(南西へ徒歩12分)

■新型コロナウイルス感染症対策

・セミナー当日は必ず検温してください。受付の際にも検温を実施いたします。

・平熱より1 度以上高い方や、咳など体調不良の方は、受講をお控えください。

・マスク着用、咳エチケット、手洗い、消毒にご協力くださいますようお願いいたします。

【問合せ先】  (一社)気泡工法研究会 事務局

担当者:伊藤 jimu@award.or.jp (Tel 090-4430-1029)

 


令和4年度「アワード工法」技術講習会プログラム

 

【日時】:2022年12月1日(木)13:30~17:00 受付開始13:00

【会場】:日本青年館ホテル カンファレンスルームイエロー(8階)

【主催】:一般社団法人 気泡工法研究会(会長:赤木 寛一)

【後援】:公益社団法人 地盤工学会関東支部

【後援】:一般社団法人 建設コンサルタンツ協会関東支部

時刻 時間 内   容 講 演 者
13:30~

13:35

5分 開会の挨拶 ​(一社)気泡工法研究会 会長

早稲田大学 理工学術院 教授

赤木 寛一

13:35~

14:35

60分 特別講演

「格子状セメント改良地盤による液状化対策」

芝浦工業大学 工学部土木工学科 教授

並河 努

14:35~

15:15

40分 基調講演

「気泡工法の将来展望」

(一社)気泡工法研究会 会長

早稲田大学 理工学術院 教授

赤木 寛一

15:15~

15:25

10分 【休憩】
15:25~

15:45

20分 気泡工法によるソイルセメント地中連続壁工法

-気泡安定液の効果と施工事例について-

(その1:AWARD-Ccw工法)

(一社)気泡工法研究会

前田建設工業㈱ ICI総合センター

安井 利彰

15:45~

16:05

20分 気泡工法によるソイルセメント地中連続壁工法

-気泡安定液の効果と施工事例について-

(その2:AWARD-Trend工法)

(一社)気泡工法研究会

太洋基礎工業㈱ 東京支店

中田 寛

16:05~

16:25

20分 気泡工法による深層地盤改良工法

-混合・撹拌性の向上と

固化材使用量および排泥処理量の低減ついて-

(一社)気泡工法研究会

安藤ハザマ 技術研究所

三反畑 勇

16:25~

16:45

20分 高吸水性ポリマー安定液による場所打杭工法

-杭体品質の確保と産廃量の減量化について-

(一社)気泡工法研究会

戸田建設㈱ 技術研究所

下坂 賢二

16:45~

16:58

13分 質疑応答 講師一同
16:58~

17:00

2分 閉会の挨拶 (一社)気泡工法研究会 専務理事

勝又 正治


【特別講演の講演者略歴】 ( http://www.db.shibaura-it.ac.jp/~namikawa/profile.html 参照)

並河 努(なみかわ つとむ) 芝浦工業大学 工学部土木工学科 教授

1989年 京都大学工学部土木工学科 卒業、

1991年 京都大学工学研究科土木工学専攻 修士課程修了

1991年~2007年 (株)竹中工務店 技術研究所

2006年 東京大学工学研究科社会基盤学 社会人博士修了

2007年~2011年 神戸市立工業高等専門学校 都市工学科

2011年~ 芝浦工業大学 工学部 土木工学科


 

参考資料: 「アワード工法」について

アワード工法(気泡工法)は気泡掘削工法ポリマー安定液工法に大別できます。

 気泡掘削工法とは、掘削時に掘削土に気泡及び少量の水を加えて混練し気泡混合土を造成し、さらに気泡混合土に固化材(セメントスラリー)を添加・混練することで、ソイルセメント地中連続壁を造成する、あるいは地盤改良を行う工法です。

ソイルセメント地中連続壁を造成する気泡工法には、施工機械によって3種類の工法があり、施工目的等に応じて使い分けています。

深層地盤改良工法としてはAWARD-Demi工法があります。

 ポリマー安定液工法とは、高吸水性ポリマー安定液を用いた場所打ち杭工法です。

高吸水性ポリマーと水の混合液を地盤掘削時の安定液として使用して、場所打ち杭施工時の溝壁の安定を保ちます。この代表的な工法としてAWARD-Sapli工法があります。

使用する高吸水性ポリマー(Geosap)は自重の400~500倍の水を吸収し膨潤します。

なお、高吸水性ポリマーとして良く知られているCMC(カルボキシメチル)は吸水後に不定形状のペースト状態になりますが、Geosapは粒状になります。

アワード工法の種類 概 要
 AWARD-Ccw工法

(アワード・シーシーダブリュー工法)

気泡掘削工法によるオーガー方式施工機を使用する柱列式ソイルセメント地中連続壁工法
 AWARD-Trend工法

(アワード・トレンド工法)

気泡掘削工法によるカッターチェーン施工機を使用する等厚式ソイルセメント地中連続壁工法
 AWARD-Hsm工法

(アワード・エッチエスエム工法)

気泡掘削工法による水平多軸回転カッター施工機を使用する等厚式ソイルセメント地中連続壁工法
 AWARD-Demi工法

(アワード・デミ工法)

気泡掘削工法によるオーガー式施工機を使用する深層地盤改良工法
 AWARD-Sapli工法

(アワード・サプリ工法)

高吸水性ポリマー安定液を用いたアースドリル施工機等を使用する場所打ち杭工法